歯の豆知識

成田市の歯医者、さくら歯科クリニックのブログ11

2019.02.20

歯周病の話しをしていきたいと思います。歯周病は自覚症状が出にくい病気です。自分では大丈夫と思っていても初期の歯周病に罹っている場合が多いです。全体的に歯周病が進行する場合もありますが、健康な歯と歯周病に罹患している歯、また1本の歯でも健康な部分と歯周病の部分が混在しているという特徴があります。 私の子供の頃「りんごをかじると歯ぐきから血が出ませんか?」というCMが放送されていました。これは歯周病を警告する日本で初めてのCMだったそうです。しかし、当時はそれが歯周病の初期症状だとほとんどの人は知りませんでした。歯周病は加齢によるもで仕方がないと思われていたのかもしれません。 現在では、健康な歯を持っている人とQOL(Quality of Life)の関係について色々なことが分かって来ましたし、歯の健康が全身健康や生きがいなどと密接に関係している事が多いという結果がになっています。 みなさんのお口の中には歯が何本あるでしょうか。日本人が持っている永久歯の数は親知らずを除けば28本です。毎日の歯ブラシと適切なケアを続けていれば、この歯を生涯にわたって健康な状態のまま使って行くことが出来ます。 しかし40歳を過ぎると20本以上の歯を持つ人の割合は減り始め、65歳から69歳では全体の半数近くにまで減ってしまいます。20本という数字は1989年に厚生省(現厚生労働省)と日本歯科医師会が提唱した、「80歳で20本の歯を残そう」という8020運動に由来するもので、「自分の歯で食べられる」ために必要な歯の数を意味しています。 国が提唱している21世紀における国民の健康づくり運動「健康日本21」では、QOLの向上が運動の大きな目標の一つに挙げられています。その中には歯科の分野も含まれていて、歯の喪失防止(咀嚼機能の維持)が大きな目標として揚げられています。 なぜ、これほど歯を重要視しているのでしょうか?歯があることで高められるQOLには、食べることで健康を維持・向上させることができ、食べることの楽しみを得られ、会話によるコミュニケーションがはかれるという そして、歯とQOLが最も密接に関係するのは食生活です。高齢者にとって「食べる楽しみ」は生きがいでもあり、いろいろなものを食べられる人はQOLも高いと言われています。歯を失って咀嚼力が低下すると、食べられる食品が限られてくるために、栄養も偏りがちになります。食べること楽しみが減って、ついには食べることが苦痛にさえなってきます。 食物をよく噛み、バランスよく栄養を摂取し、食べることを楽しむというQOLの向上には、噛む能力が維持されていること、歯の数を維持することが大きなカギを握っています。

投稿者:さくら歯科クリニック

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