歯の豆知識

成田市の歯医者さくら歯科クリニックのブログ１

2018.11.26

皆さん、こんにちは。成田市の美郷台にあるさくら歯科クリニック院長の伊東総一朗です。皆さんは、歯の治療といったら、真っ先に「むし歯の治療」を思うのではないでしょうか。昨今、むし歯がある子供の数はとても減ってきました。成田市の１歳６ヶ月、２歳児、３歳児健診に行くのですが、むし歯が無いのが普通になって来ています。また傾向として、むし歯がある子は何本もあったりと個人差が大きいのが特徴だと感じています。 私が子供のころはむし歯爆発の時代でした。私自身、乳歯は全てむし歯で固いものはよく噛めず、歯が痛くなると母親に今治水を塗られたのを覚えています。 しかし、みなさん今は時代が違います。まずは、２０歳までむし歯を作らないことを目標としていただきたいのです。なぜ２０歳か。２０歳を過ぎれば、ご本人の状況や食習慣が変わらない限り、むし歯のできる確率（リスク）が下がるからです。いま２０歳以上の方もこれからむし歯を作らなければ良いことなので心配いりません。むし歯は１００％自分で防ぐことができる病気だからです。なので、まずは基本中の基本、「むし歯」について書いていこうと思っています。 ところで、むし歯とはいったいどういった病気なのでしょうか？それは、「感染症」です。むし歯菌の感染によって起こります。生まれたての赤ちゃんにはむし歯菌はいません。歯が生えて、むし歯菌の居場所が出来てから居座るようになります。では、どこから、誰から感染するのでしょうか？それは、お母さん、お父さんでしょうか。おじいちゃんやおばあちゃん、保育園の先生？ともかく誰かから移されるのです。そして、その子が人生を通じてむし歯になりやすいか、なりにくいかを決める第一関門は、１歳６ヶ月から２歳７ヶ月の間にあるのです。だからこそ、この時期にしっかりと歯のメインテナンス・予防を行うことが重要です。 お子さまの口腔内を守るのはお父さん、お母さんの使命です。だからこそ、お父さん・お母さんには正しい知識を身につけていただきたいのです。歯みがきの方法や歯ブラシの選び方など、正しい知識でお子さまの未来を守っていただければと思います。 当院には国家資格である歯科衛生士が在籍しており、お子さまお一人お一人に合わせた最適なブラッシングの方法をお伝えしておりますので、お気軽にご相談いただければと思います。 成田市美郷台の歯医者　さくら歯科クリニック　伊東総一郎

投稿者:さくら歯科クリニック

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