2018.12.03
皆さん、こんにちは。成田市の美郷台にあるさくら歯科クリニック院長の伊東総一朗です。
前回の歯の豆知識でもお伝えさせていただきましたが、ひとが一生を通じて、むし歯になりやすいか、なりにくいかの第一関門は1歳6ヶ月から2歳7ヶ月の間に決まります。何故かと言うと、この1年1ヶ月はひとの口の中に細菌が定着する時期であるからです。
皆さまはお口の中の菌についてどれくらいご存知でしょうか。
皆さんがイメージされるのは、虫歯の原因となるむし歯菌だと思いますが、実はそれだけではありません。
なんとひとの口の中には300種類から400種類の細菌がいると言われています。そして、その細菌の数は、大人でよく歯磨きをされる方で1000億個から2000億個、歯ブラシが苦手な方、あまり磨かない方で4000億個から6000億個です。ほとんど磨かない方はなんと1兆個越えです。とてもびっくりされたのではないでしょうか。これは東京オリンピックの予算の話ではありません。みなさんのお口の中の話であり、事実です。実はお口の中はひとの体の中で最も汚れている部分の中の1つなのです。
そして、この定着する細菌の中にむし歯菌が含まれるか、含まれないか。細菌数が多いのか少ないのかが重要になってきます。そして細菌が一度定着すると、後からむし歯菌がやって来てもその仲間に入りにくくなります。逆に一度むし歯菌が定着すると、お口の中から排除するのはたいへん困難なことになります。 何度も言いますが、むし歯は感染症です。みなさんは、出来るだけ感染の時期を遅くし、感染の細菌の数を少なくする事を目標にしていただきたいと思います。という事は、その感染源の改善をする事が必要なのですが、それはどこからでしょうか?お子さんと接する時間が長い方、通常であればご両親からの確率が一番高くなります。だからこそ、ご両親のお口の改善、分かりやすく言うと「むし歯の治療」と「定期的なメインテナンス」が必要になってきます。
お子さまのお口だけをケアしていては意味がありません。感染の元となるご両親が口腔内に対する意識を高め、定期的に予防・メインテナンスを行うことが必要不可欠です。第1回の歯の豆知識でも書きましたが、お子さまの未来を守るのは親の使命です。当分の間歯医者に通っていない方はこえを機に定期検診を受けてみてはいかがでしょうか。
成田市美郷台の歯医者 さくら歯科クリニック 伊東総一郎
投稿者:さくら歯科クリニック