歯の豆知識

成田市の歯医者、さくら歯科クリニックのブログ9

2019.02.11

今回は、生活習慣の改善でお口の健康もアップさせましょうという話しです。まず生活習慣病のリスクファクター(危険因子)について説明したいと思います。 生活習慣病とは、食生活・運動習慣・休養・飲酒など日々の生活習慣が原因となって起こるさまざまな病気のことです。以前は成人病と呼ばれており、最近ではNCDs(非感染性疾患)とも呼ばれています。日本人の死亡のうち、がんや循環器病などの生活習慣病による死亡が半数以上を占めています。生活習慣週間病は、生活習慣の改善によって予防が期待出来ます。生活習慣の危険因子(リスクファクター)となる生活習慣は、むし歯や歯周病などのお口の病気にとっても危険因子となるため、生活習慣を改善することはお口の健康にも良いと考えられています。ここでは、生活習慣病と関連している喫煙や間食、また生活習慣病のリスクを高める肥満や高血圧とお口の健康との関係についてのエビデンスを紹介しようと思います。 まず喫煙です。喫煙はさまざまな生活習慣病のリスクとなり、お口の健康とも深く関わっています。喫煙による歯周病への影響は、たばこを吸う量や期間と関係しており、たばこをを吸わないか以前吸っていた人に比べてたばこを吸う量が多い人では、4年間の追跡調査で歯周病が悪くなるリスクが約3倍も高いことが分かりました。喫煙者と非喫煙者の歯肉の状態は驚く程違います。米国ではリスクの問題から喫煙者にインプラント治療は行っていません。 自分がたばこを吸わなくても、周囲の人が吸うたばこの煙を吸うことを受動喫煙といいます。たばこを吸う環境の違いによって歯肉の変化を比べると、自らたばこを吸う人だけでなく受動喫煙する人も歯周病が悪化していました。たばこの煙にさらされる環境にいると歯周病が悪化する恐れがあります。喫煙は全身のがんだけでなく、お口の周囲のがんとも関係しています。喫煙・飲酒の両方の習慣がある人は、喫煙・飲酒おどちらもしない人に比べて口腔咽頭がん死亡のリスクが約3倍高くなっています。 私も若い時はかなりのヘビースモーカーでしたがたばこをやめて15年になります。日本人の喫煙率も40%を下回ってきました。以前と比べて少数派になりつつある印象は受けます。診療していると、お子さんの歯肉の色が黒ずんでいるということで受診される方がいらっしゃいますが、お聞きすると家族に喫煙者がおられます。これは受動喫煙による歯肉のメラニン色素沈着だと私は思っています。感受性の高いお子さんへの影響を考えるとご自身の事以上に禁煙をする事をおすすめします。 次回は間食・肥満・高血圧についてです。

投稿者:さくら歯科クリニック

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